2012年6月11日月曜日

BORG 50FL

小学校の頃、知り合いのお父さんが天体望遠鏡を持っていた。
小学生の自分にとっては、かなり巨大だった印象がある。
とくに覚えているのは赤道儀のバランサーの大きさ、
あれだけ大きいということは鏡筒もでかかったはずだし、
三脚もかなりがっしりしてた。

あんな巨大な物を持っているなんて、家の中のどこに置いているんだろう
うちじゃ無理だ、置き場所が無い。高いだろうし、絶対無理だ。

諦めるしか無かった。

それに天文学に関しても、ただ星の名前を覚えるだけのものだと思い。
たいした興味も持てなかった。

しかし、こないだの月食で、同じく小さい頃あきらめていた一眼カメラ(Olympus EP-1)を使って撮影したところ、
どうも満足できなくなったのだ。

EP-1は旧型機だが、EP-1の所為じゃない。
レンズ・・・というかもはや天体望遠鏡レベルじゃないと満足できない。
そこで目についたのがBORGだった。

ネイチャーショップKYOEI TOKYOで50FLを買った。

三脚は2700円のやっすい奴。
これで、金環日食はかろうじて撮影できた。
黒点まで写って、結構満足している。
しかし、はっきりいって、画面内に被写体を入れるのはかなり苦労する。


月面、クレーターも結構写ってる。
これも大体満足

金星、火星、木星、土星・・・まだ撮影できてない。
どれがどれかまだよくわかってない。

手持ちで谷津干潟の鳥を撮影してみた。
無理だったw

重すぎて手ぶれ補正無理!
ピント合ってるのに、像が二重に!!

てか同じ場所でBORG使ってる人がいた!
セット内容は自分のと違って、
BORGのサイトで紹介しているのと同じフィールドセットだと思う。
ユーザーはそんなに多くないと思っていたのだが、結構いるんだろうか?

BORGの微動雲台(黒)を買った。
BORG 50FL で8秒ほどシャッターを開けたまま、EP-1で3mほど離れた薄暗い室内を撮影した。
3m離れた位置から、薄暗い場所の電化製品についた指紋の跡が撮影できた。
なんじゃこれ・・・すごすぎる

50FLを使うまでは、
EP-1のマニュアルピント合わせ補助機能も、BULB機能も使い方がわからなかったし、
微動雲台も赤道儀も何をするものなのかよく分からなかった。

シャッター開けっ放しで星を撮影するには、赤道儀が要る。
でもすっごい高い。
欲しいのだけどなぁ・・・作っちゃうかなぁ・・・